2018/04/27

一方的な話す？話し合う？「話す」シーンによって使い分ける「Speak・Talk・Say・Tell」の使い方

日本語で「話す」を伝える場合はどんなシチュエーションでも「話す」の単語は使えますが、英語の場合はシチュエーションに応じて「Speak・Talk・Say・Tell」の４つの英単語に置き換えることが出来ます。

簡単にそれぞれの「話す」の特徴をいうと、

• １：Speakは「一方的に話す」
• ２：Talkは「双方で話す」
• ３：Sayは「言葉にして話す」
• ４：Tellは「メッセージを伝える」

と同じ「話す」でもシチュエーションによって変わります。今日はそれぞれの「話す」の動詞の使い方を紹介します。

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１：Speakは「一方的に話す」

Speakは単純に「話す」という行為を表す同士で、「一方的に話す」ニュアンスが強いので、他人との対話をする際には使われません。もっとざっくりいうと話の内容関係なく、講義やセミナーなど一方的に話す場合などのように言葉を一方的に発する場合に「Speak」は使われます。




また前置詞とのセットでは、

「speak to ～」＝「～に話しかける」
「speak with ～」＝「～と話す」
「speak about ～」「speak of ～」＝「〜について話す」

などがあります。

実際にSpeakを使ったフレーズ

Speak for yourselfで「人のこと言えないでしょ」と相手に反論する表現があります。同じ意味で「Look who’s talking」も同じ意味です。

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２：Talkは「双方で話す」

TalkはSpeakのように一方的に話すときではなく、「互いに会話をすること」に焦点を置いた動詞です。なので、「Talk」は話し相手がいて、「Aと話す」などの言葉のキャッチボールをすることを伝えたい時ときは「Talk to A」 もしくは 「Talk with A」という伝え方があります。



また、他人と「話す話題」について話したい場合は 「Talk about A（Aについて話す）」の形を使います。

実際にTalkを使ったフレーズ

触れて欲しくない話を相手が始めた際にそれをやめさせたいときに「let’s not talk about that（その話は今やめよう）」を使います。


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３：Sayは「言葉にして話す」

Sayは「話す内容」に焦点を当てて話す際に使う動詞です。なので、Sayの後には具体的な言葉が続くような文章の作りになっており、「Say hello」と言えば「hello と言う」という感じです。

また「He said that he didn’t want to come.（彼行きたくないって言ってたよ）」のようにThat説を使って、話したい内容を書くときもあります。もちろん、 He said, “I don’t want to come.”と発言をダブルクォートで置き換えることも可能です。

実際にSayを使ったフレーズ

Say XX to 人（人にXXと伝えて）はよく日常生活で使うフレーズです。

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４：Tellは「メッセージを伝える」

最後にTellは話の内容を伝えたり、物事を教える時など「話の内容を伝える」際に使う動詞です。Sayと少し似てる部分がありますが、Sayは「言う」でTellは「伝える」と言う意味合いを持つことが多いです。



tell 人 to 〜で「人に〜するように伝えて（命じる）」という意味になります。

実際にTellを使ったフレーズ

tellには「見て・聞いてわかる」と意味がありますが、見たり聞いたりしても違いがわからないときに「I can’t tell the difference」は使えるフレーズです。

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