2019/03/20
英語の基本!助動詞「will/can/may/must/should/shall」が持つ意味とは?
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助動詞は会話内では頻繁に使われている品詞で、「助動詞」は動詞の前に置くことで「〜するだろう」、「〜してもよい」、「〜するべきだ」というように動詞が単独で表せない意味を加えることができます。
- 1:will
- 2:can
- 3:may
- 4:must
- 5:shall
- 6:should
この記事では6つの「助動詞」をご紹介します。
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「助動詞」の肯定文・否定文・疑問文
- ・肯定文:S + 助動詞 + 動詞(原形)
- ・否定文:S + 助動詞 + not + 動詞(原形)
- ・疑問文:助動詞 + S + V(原形)〜?
「助動詞」は動詞の前に置いて、助動詞の後ろにくる動詞を「原型」にするルールがあります。
Sが「He」や「She」の場合は動詞には「s(es)」をつけるルールがありますが、助動詞を前に置く場合は動詞は原形になりますので、ご注意ください。
又、助動詞の否定文の作り方や疑問文の作り方がわからない方は「Do/Does S + V〜?」や「S do/does not V」を思い出しましょう。
この頻繁に目にする「Do/Does/Did」も助動詞の1つです。
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1:「予測/意思/法則・習慣」の意味を持つ助動詞「will」
この助動詞「will」は
「〜だろう」と
「予測」を言う場合や
「〜するものだ」と
「法則・習慣」表す場合、
「〜するよ」と
「意思」を伝える場合に使われる助動詞です。
You will feel much better tomorrow.
(明日にはもっと良くなってるよ)[予測]
「予測」には「〜だろう」と予測が含まれているのですが、「〜だろう」と曖昧な雰囲気の意味で覚えると「〜かも」の意味を持つ助動詞「may」との区別がつかなくなります。
この助動詞「will」が持つ「予測」は確信があり、自信がある場合に使います。
なので、例文の場合は「大丈夫!絶対明日には良くなってる!」と言うニュアンスが含まれています。逆に助動詞「may」に置き換えると「よくなるかはわからないけど、多分だよ?多分良くなると思うんだよね…」と言うニュアンスが含まれています。
Boy’s will be boys.
(子供ってそんなもんだよ)[法則・習慣]
「法則・習慣」には「必ず起こると予測できるもの」と言う「予測」の発展形で「〜するものだ」と言う意味を持っており、「AからBへの強い流れ」を含んでおり、
「AならばBするものだ」と言いたい時に使います。
I’ll marry her!
(彼女と結婚する!)[意思]
「意思」にはその場で何か決める場面で使われることがあります。
イメージしやすくすると頭の中のスイッチを押す感覚で「〜するよ」と決める感じです。
「will」は未来専門の助動詞ではない
I’ll be in NY by now.
(今頃私はニューヨークについているだろうな)
「
英語は時制が超重要!現在・現在進行形・未来・過去・大過去の違い」で時制を勉強した際に「未来形=will」で覚えてしまった人もいるかもしれないですが、助動詞「will」が持つ「予測」と「意思」の意味を未来を表す場合に使われているだけであって、
「will」は未来専門の助動詞ではありません。
英語は時制が超重要!現在・現在進行形・未来・過去・大過去の違い
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2:「能力/可能性/許可」の意味を持つ助動詞「can」
会話でも頻繁に出てくる助動詞「can」は
「〜することができる」を意味する
「能力」と
「〜する可能性がある」を意味する
「可能性」、そして
「〜しても良い」を意味する
「許可」の3つの意味を持っています。
I can(= am able to) speak English.
(私は英語を話すことができる)[能力]
「能力」は何か潜在能力について話す場合に「can」が使われます。「A君ならできる!」と言う時にも助動詞「can」が使われるのは「A君には潜在的に何か能力があるからこそできる」というニュアンスが含まれていることから励ます際は助動詞「can」が使われます。
また、「〜することができる(能力)」を意味する「can」は「be able to」に置き換えることができます。この2つの違いについては「
「can」と「be able to」の使い分けには簡単に見分けるコツがあった!」の記事で紹介しています。
「can」と「be able to」の使い分けには簡単に見分けるコツがあった!
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It can’t be true.
(それは本当のはずがない/本当である可能性はない)[可能性]
Can I get a bottled water?
(水のボトルもらえますか?)[許可]
助動詞「can」には「フレンドリーな軽さを持った許可」を意味する「許可」があります。日常会話でも「Can I get ~」とレストランなどで注文する際に使う表現です。
「May I ~」と「Can I ~」の違い
Can I take your order?
(注文いい?)
NO!!May I take your order?
(注文してもよろしいでしょうか?)
「can」にはフレンドリーな印象が含まれており、例文のようにレストランのように目上の人やお客様に対して許可をもらう場合は助動詞「may」が使われます。もちろん対等な関係の人に「許可」をもらうなら「can」でも問題なしです。
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3:「許可/推量」の意味を持つ「may」
「半分半分(50%確率)」を伝えたい時時に使う助動詞が「may」です。
この助動詞「may」は
「〜してもいいし、しなくてもいいんだよ」と
「許可」を与える場合や
「〜するかもしれないし、しないかもしれない」と
「推量」を表す時に使います。
You may go home now.
(もう帰ってもいいよ)[許可]
「許可」には
「上から目線」というイメージが含まれています。なので、上の例文を例にすると仕事場の上司が残業している部下に対して「もう帰っていいよ(まぁ帰らないで続けてもいいけどね)」と言いたい時に使います。私生活だと役所関係の手続きをする時によく目にします。
May I take your order?
(注文よろしいですか?)[許可]
よく目にする「〜してよろしいでしょうか?」を意味する「May I〜」も「許可」になるのですが、これは逆に相手に権威を認め、許可をもらう「下から目線」の意味が含まれています。
I may go to NY next year.
(来年ニューヨークに行くかもしれない)[推量]
「推量」には
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」と曖昧な50%50%の意味が含まれています。なので、上の例文を友達に言われたとしても友達自体がよくわかってない状態で話している程度の推量です。
「may not」は「must not」と同じ「禁止」の意味を持つ
You may not bring food into my room.
(自分の部屋に食べ物を持ち込んではダメです)
「禁止」の意味を持つ助動詞「must」の否定文
「must not」が持つ「〜してはいけない」と同じ意味を「may not」で表すことができます。
この2つの違いは助動詞「may」が持つ
「上から目線」が含まれているという子です。なので、「may not」を使う場合は上の人が下の人に「〜しちゃいけないぞ」と言う時に使われます。
「can」と「could」、「may」と「might」の違い
Could I get a bottled water?
(水のボトルをいただくことはできますか?)
「can」の過去形「could」も、「may」の過去形「might」も現在文の助動詞としても使われると
「丁寧で弱いイメージ」を与えることができます。
よく、助動詞の場合は過去形にすると丁寧に聞こえるというのはよく聞く有名な話です。
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4:「義務/推量/オススメ/禁止」の意味を持つ「must」
この助動詞「must」は「ある行為に駆り立てられる非常高い圧力」を持つ助動詞で、
「〜しなければならない」の意味を持つ
「義務」と
「〜するに違いない」の意味を持つ
「推量」と
「〜しなくちゃいけない」の意味を持つ
「オススメ」と
「〜してはいけない」の意味を持つ
「禁止」の3つの意味があります。
You msut take off your shoes when you enter my room.
(自分の部屋に入るときは靴を脱がないといけない)[義務]
「義務」には
「〜しなければならない」の意味があり、例文を例にすると「部屋に入るなら必ず靴を脱がないといけない」という圧力を感じます。この「圧力」は「命令文」が持つ「圧力」と同じ強さがあります。
また、例文のように
「義務」の意味を持つ「must」として「〜しなければならない」と伝えたい場合は「have to」と置き換えることができます。
He must be so tired.
(彼は相当疲れているに違いない)[推量]
「推量」には「may」にはない
「〜するに違いない」の意味があり、「〜に違いない!」と強い確信が含まれています。なので、間違い内容がない結論を伝える時などはこの「推量」の「must」が使われます。
You must to NY.
(絶対ニューヨークに行くべきだよ)[強いオススメ]
「禁止」には
「〜しなくちゃいけないよ」と「強いオススメ」の意味が含まれています。「must」が持つ「圧力なイメージ」が逆に「好意的なイメージ」としてオススメのものを伝える時などに使われます。
You mustn’t enter my room.
(君は僕の部屋に入ってはいけない)[禁止]
そして、最後の「禁止」には
「〜してはいけない」の意味があり、「絶対だめ!」と強い圧力が含まれています。「Don’t〜(〜するな)」という命令文と同じくらいの禁止度合いです。
「must」の過去形はない!「had to」を使おう
助動詞「must」には過去形は存在しません。
助動詞「must」は「今この瞬間にひしひしと感じている圧力」に対して伝える時に使うものなので、「〜しなければならなかった」と過去を表すときは
「have to(〜しなければならない)」の過去形「had to」を使う必要があります。
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5:「確信/〜しましょう」の意味を持つ「shall」
この助動詞「shall」は助動詞の中で一番フォーマルな助動詞で日常会話では「必ず〜になる」を意味する「確信」と「〜しましょう」と「相手を誘う」の2つを覚えておけば問題ありません。
We shall all die
(私たちはみんな死ぬことになる)[確信]
「確信」は運命的にそうなるしかない場面を伝えたい時に使います。助動詞「shall」には「それ以外進む道はない」という確信を表す意味が含まれており、何か確信的に物事が言いたい時に使います。
Shall we go to NY?
(一緒にニューヨークに行きませんか?)[相手を誘う]
助動詞「shall」は日常的に使われることが滅多いないですが、唯一使うのが「〜しましょう」と言いたい時に使う「Shall I/We ~?」です。助動詞「shall」には「温かさ」が含まれており、何かをお願いする際に助動詞「can」を使うよりも助動詞「shall」を使った方が「助けたいのですが、助けましょうか?」と言うような温かさを感じます。
「一緒に〜しませんか」を表す「Shall we ~?」も「Let’s〜(〜しましょう)」を使って表現すると無理やり引っ張り出しているイメージに対して、「Shall we ~?」は相手の判断から決めるイメージがあります。
Let’s go to the party,shall we?
(パーティーに行かない?)
最近だと後ろに「shall we?」とつける場合もよくあります。
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6:「義務/確信」の意味を持つ「should」
You should go to NY.
(あなたはニューヨークに行くべきだ)
助動詞「should」は先ほど紹介した助動詞「shall」のマイルドバージョンで助動詞「shall」が持つ「そうするより他に道はない」がマイルドになって助動詞「should」が持つ「〜するべき」を意味する「義務」と「そうなるべき」を意味する「確信」の2つの意味を持ちました。
You should definitely get this.
(これ絶対買った方がいいよ)[義務]
「義務」は助動詞「shall」が「これをするべきなんだよ」と束縛しているイメージに対して、助動詞「should」は「〜するべきだよ」とアドバイスをしているイメージをすると理解しやすいです。
I should be able to get to the cafe around 10.
(10時ごろにはカフェに到着できるはず)
「確信」は助動詞「shall」が「必ず〜だ」と1つの答えに集中しているのに対して、助動詞「should」はマイルドに「〜なはず」と言いたい時に使います。
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複数の意味を持つ便利な助動詞「would」
Would you give me a hand?
(手を貸してくれませんか?)
「
助動詞「Would」の5つの特徴を知って、苦手意識を克服しよう!」の記事で紹介した助動詞「would」は日常生活でも様々な場面で使われます。
助動詞「would」を覚えると一気に会話の幅が広がりますので、是非一緒にマスターしましょう!
助動詞「Would」の5つの特徴を知って、苦手意識を克服しよう!
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英語を効率的に習得するには?
英単語がなかなか覚えられない...
何度やってもすぐ忘れてしまう。汗
こんな経験ってありませんか?
僕は過去に、単語帳や参考書にかじりついて、英単語や文法の使い方をひたすら暗記する、という方法で学習していました。
しかし、数日後には
「あれ?何だったかな。。。」と忘れてしまう。汗
こんなことが日常茶飯事でした。
しかし、この
「覚えられない」「忘れてしまう」というのは、人間の脳のメカニズムを考えると仕方のないことなのです。
人間の脳は「忘れる」ように出来ており、必要最低限のことしか覚えられません。
じゃあ英語を効率的に身に着けるにはどうしたらよいか?
そのポイントは
「五感」と「復習」です。
そしてそれらを同時に進行するには、
現代の神器「スマホ」がとにかく効果的なんです。
英語の習得にアプリが効率的な理由
まず最初のポイントは「五感」です。
例えば、フランスのパリの映像をテレビで1時間見るのと、実際にパリの街を1時間歩くのとでは、圧倒的に記憶に違いが出ますよね。
行き交う人々の会話や雑踏、肌で感じる風の冷たさ、カフェから漂う香りなど、五感が刺激されることで強い記憶となって脳に残ります。
単語帳や参考書をひたすら覚えるなどの
”単調な作業”だと、脳の記憶の効率が非常に悪いわけです。
しかし、
スタサプEnglishなどのアプリを使うと、英会話の状況を目で見ながら、音で記憶し、シャドーイングで自ら声を出したり、ディクテーションで英文を書いたりして覚えられます。
1つの英単語や用法を覚えるのに五感が作用するので、非常に効率的な記憶方法となっています。
五感を使って覚えた単語は、忘れにくいです。
2つ目のポイントは「復習」です。
ドイツの心理学者の実験によると、人は1時間後には50%、24時間後には70%、1か月後ではほとんど記憶に残っていないらしいです。汗
それを防ぐのが復習です。
反復的に情報をインプットすると、脳の海馬という部分が「これは大事な情報なんだな」と判断し、大脳皮質に長期保存します。
スタサプのレッスンは
1回が3分ぐらいなので、隙間時間に勉強できます。
英会話などの授業は1回が長時間になるので、忙しい人にはハードルが高かったりするのですが、アプリを使うと通勤・通学時や休み時間、寝る前などの隙間時間に勉強できます。
つまり
反復的に勉強しやすいツールって訳です。
英語を効率的に習得したいという方は、
スタディサプリEnglishを試してみてください。
覚えやすさが桁違いなので、すぐに体感できると思います(まぁ人にもよりますが)。
7日間の無料体験が可能で、その期間に解約すれば料金は発生しません。