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2018/05/28

混乱しやすい「It…to構文」と「It…that構文」の使い分け

先日英語の日記を書いていて「…するのは〜です」という文章を作りたいと思ったときに「It…to構文」を使うのは調べてわかったのですが、「It…to構文」と一緒に検索で出て来た「It…that構文」の使い方との使い分け方に混乱したので、2つの使い分けについて今日は説明します。

  • 1:「It…to構文(…するのは〜です)」
  • 2:「It…that構文(…なのは〜です)」

この2つともItはto/that以下を表しているというところにポイントがあり、この「It」は「形だけの主語」といい、本当の主語はto/that以下の文章になります。

Kei
It is easy to get a sneaker in NY.
(ニューヨークでスニーカーを手に入れるのは簡単です)

上の例文でも「it」は「to get a sneaker in NY」のことを表しており、この「it」を形だけの主語「形式主語」と言います。実際に日常会話でも、

Kei
It is fine today.
(今日はいい天気です)

上の例文の「it」も「形式主語」になり、このように自然と「形式主語」の「it」を多くの人が使っています。

では、実際に「It…to構文」と「It…that構文」の使い分け方を紹介します。



1:「It…to構文(…するのは〜です)」

Kei
It is difficult to speak English.
(英語を話すのは難しいです)

先ほども書いたように上の例文の「it」も「形式主語」なので「to speak English」のことを指し、この「It…to構文」の場合の見分け方は「to」以降に置かれる文に対する「難易度」を示すときに使われます。

なので、「It…to構文」で使われる形容詞は、

  • ・easy(簡単)
  • ・difficult(難しい)
  • ・dangerous(危険)

などの形容詞が使われます。

また、

  • It…for A to〜(…することはAにとって〜です)
  • It…of A to〜(…するとはAは〜です)

という形で使われることもあります。使い方としては、

Kei
It was easy for her to talk to.
(彼女にとって話をするのは簡単だった)

Kei
It’s kind of you to lend me your money.
(お金を貸してくれるとは、優しい人だ)

この「for」と「of」の使い分けとしては、主語になる人の性質や態度を表す時は「of」を使い、それ以外の時は「for」を使います。上の「of」を使った例文は「優しい人」という人の態度を表しているので「of」が使われています。



2:「It…that構文(…なのは〜です)」

Kei
It’s true that he can speak English.
(彼が英語が話せるのは本当です)

「It…that構文」の見分け方は「it」と「that」の間に入る形容詞が「客観的に事実の真偽を述べる言葉」が入るときに使われることが多いです。

  • ・apparent(明らかに)
  • ・clear(はっきり)
  • ・likely(おそらく)

ここで少し難しいのが同じ形容詞を使っていても「It…that構文」でも「It…to構文」でも使える場合が存在します。例えば、

1:It is difficult for him to speak English
2:It is difficult that he speak English.


上の2つの文章はそれぞれ「It…that構文」と「It…to構文」ですが、(1)の場合「to speak」の前に「for+人」を入れることで「to speak」をする動作主を表しています。それにより2つの例文が同じ意味になります。

また「it」を強調したいときにも「It…that構文」は以下のように使われます。

Kei
It was this sneaker that he was put on yesterday.
(昨日履いてたスニーカーはこのスニーカーでした)

上の例文では、「昨日履いてたスニーカー」に対して「it」部分の「this sneaker」を強調しています。



「仮定の話」は「It…to構文」、「現実の話」は「It…that構文」

今までは形容詞によって「It…to構文」と「It…that構文」を使い分けましょうという説明でしたが、他にも「仮定の話」か「現実の話」かによって使い分けも可能です。

例えば先ほども例文で使った、

Kei
It is difficult to speak English.
(英語を話すのは難しいです)

の場合は「もし英語を話すとすれば、それは難しい」と仮定の話をしていますが、

Kei
It’s true that he can speak English.
(彼が英語が話せるのは本当です)

この場合は「彼は英語を話せる」と現実の話をしています。なので、「It is clear to speak English」は「clear(はっきり)」という意味なので「英語を話すのは明らかだ」という意味がよくわからない英文になってしまいます。

この「It…to構文」と「It…that構文」は日常会話でもよく使うからこそ違いをしっかり理解しておきましょう。




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