2019/03/22

英語の基本！受動態（受け身）の例文を見ながら基本を覚えよう

日本語は気付いたらペラペラ話せるようになってる人が多いので言語が持つ「品詞」や「特徴」を意識している人は少ないと思いますが、英語を勉強する上では「品詞」や「特徴」を意識することは非常に大切になります。

中学生英語からやり直している方は「AがBする」というような「動作をするものが主語」になっている「能動態」という表現を使っている場合がほとんどだけど、この記事では「AがBされた」と「受け身」を意味する「受動態」について紹介したいと思います。

受動態（受け身）とは「be動詞 + PP(過去分詞)」の形になります。

この受動態を理解する上で「猿でもわかる！英語を勉強する上で基礎になる４種類の品詞の意味」で紹介した「品詞」が大切になるので、まだ理解してない人は読み直しましょう。

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受動態（受け身）の基本と例文

受動態（受け身）は「be動詞 + PP(過去分詞）」の形で「〜される」という「動詞を受けるものが主語」になる表現になります。

受動態を勉強する上で大切なのが「目的語(O)」が「主語(S)」に置き換わるというポイントです。

そして、「〜によって」というように行為者を付け加える場合は「by 人」の形をとります。なので、「be動詞 + PP(過去分詞) + by + 人」の形はよく見かける文章になります。

また、受動態は「英語の基礎！第5文型(SVOC)を含む全ての文型を例文付きで紹介します」の記事で紹介した形のうち「第３文型」と「第四文型」、「第五文型」の３つの文型しか「受動態」にならないルールなので、その説明をしたいと思います。


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第３文型「SVC」の受動態の基本と例文

「第３文型」の受動態は「O」の部分が「S」になり、例文だと過去に作られたデザインだから過去形の「was designed」が置かれています。また、場所や期間などの「修飾語」を入れるときは文末に入れます。

「by 行為者」の部分は文脈から「行為者」がわかる場合や行為者がはっきりしてない場合、または行為者が「一般人」と括られる人たちを表す場合は不要になります。

【能動態】S + V + O
【受動態】S + V(動詞) + PP(過去分詞) + (by 行為者）

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第４文型「SVOO」の受動態の基本と例文

「第４文型」は「目的語」が２つあるので、２つのパターンの受動態を作ることができます。


この「第4文型」の受動態を作る際は２つの目的語のどちらかを主語にした場合、残った目的語を「be動詞 + PP（過去分詞）」の後ろに置くことで「〜によって」と表すことができます。

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第５文型「SVOC」の受動態の基本と例文

「第５文型」の場合も今まで同様に目的語である「O」の部分を主語に持ってきて、動詞を「be動詞 + PP（過去分詞）」の形に変えるだけで受動態の形になります。

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群動詞を使った受動態

動詞には「call at(〜を訪れる)」「speak to（〜と話をする）」などの動詞と前置詞がセットになった塊を「群動詞」と言います。

つまり、この群動詞を使った受動態を作る場合は「be動詞 + PP（過去分詞）」ではなく「be動詞 + PP（過去分詞）+ 前置詞」の形をとる必要があるということです。

「どれが群動詞なの？」と思う方がいるかもしれないですが、こればかりはその場その場で覚えるしかありません。

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by以外の前置詞を置く「受動態」

熟語として覚えないといけないのですが、受動態の中には「by 行為者」ではなく、「to 行為者」という場合があります。例えば「be動詞 + known + to」で「〜に知られている」という動詞になります。

このように熟語によっては前置詞「by」ではなく、「to」が使われる場合があります。

be covered with / 〜に覆われている
be interedted in / 〜に興味がある
be made from(of) / で作られている
be surprised at / 〜に驚く

また、「日常会話でよく使う「〜するはず」を含む３つの「be supposed to」の使い方」の記事で紹介した「〜ということになっている」を意味する「be supposed to」も受動態ですので、こちらの記事も読んでおきましょう！

英語を効率的に習得するには？